プリセプターの想い
(先輩職員)
さらなる学びを深め、しっかりアセスメントできるようになりたい
悩んだとき、わからないとき、プリセプターや先輩たちにとても気にかけてもらっています。当院は定期的な研修で振り返りができ、何を勉強すべきかがわかるので、成長を感じながら看護ができます。
課題はアセスメントです。先輩の助言や記録によって理解することも多いので、さらに学びを深め、しっかりとアセスメントできるようになりたいです。
できなかったことを一人でできるようになる新人の瞬間、瞬間が嬉しい
新人教育ではまず、自分の考えを聞き出すことを大切にしています。なぜ必要なのか、根拠と結びつけができるように意識して指導しています。
その指導を通じて、新人の意見から新たな発見があり、自身の学ぶ機会にもなりました。日々、記録が個別性のあるものに変化し、他職種との連携を図った内容が増えるたびに成長を感じ、嬉しくなりました。
新人看護師インタビュー
2023年入職
入職から3ヶ月を振り返り
▶矢木脳神経外科病院 急性期病棟
木本 結貴(東大阪准看護学院 2023年卒)
現状と今後の抱負
介護職を経験し、もっとできることはあるのではないかと思い准看護師になりました。この3ヶ月は分からない事ばかりで不安でした。でも先輩が優しく声をかけてくれたことで不安な気持ちを減らしながら目標を持ち取り組むことが出来ました。
心が折れそうになることもありましたが、先輩に相談して、指導やアドバイスを頂きながらいつかは患者様に安心してもらえる准看護師になりたいです。
プリセプターより一言
とても勉強熱心で患者さん想いな木本さん!
初めての看護ケアをした後にすごく笑顔で報告しに来てくれる姿を見るととても嬉しく思います。入職して3ヶ月でまだ不安なこともあると思いますが、とても頑張り屋な木本さんを応援しています!一緒に頑張りましょう。
師長より一言
返事はハキハキ、いつも元気な木本さん。積極的でいろいろ学ぼうと一生懸命ですね。疲れてしまわないか心配するぐらいでした。患者さんには優しく声をかけて、前職での経験がすごく活きているなと感じます。自分の事も大切にしながら、一歩ずつ前進していきましょう。
▶矢木脳神経外科病院 急性期病棟
坂本 菜摘(藍野大学短期大学部 2023年卒)
現状と今後の抱負
入職してあっという間に2ヶ月が経ちました。私自身びっくりするぐらい早かったです。
まだまだ1人で出来ないことも多くその都度先輩方に教えてもらいながら仕事しています。
覚える事はたくさんありますが、日々楽しく仕事をしています。
まだまだ知識や技術が未熟なため患者さんが安心して入院生活をしてもらえるように日々勉強しながら成長して行きたいと思います。
患者さんに寄り添って頼ってもらえるように私らしく笑顔で看護をしていきたいと思います。
プリセプターより一言
入職して2ヶ月が経とうとしています。
入職して始めの1か月は不安な日々だったと思います。
私自身、未熟な部分もありますが様々な面で病棟スタッフも一緒に全力でサポートできたらと思います。
一緒に頑張りましょう。
プリセプターより一言
入職して2ヶ月が経とうとしています。
入職して始めの1か月は不安な日々だったと思います。
私自身、未熟な部分もありますが様々な面で病棟スタッフも一緒に全力でサポートできたらと思います。
一緒に頑張りましょう。
師長より一言
笑顔がかわいくてほんわか雰囲気の坂本さん。しかし、結構しっかりもので、確認しながらお仕事に取り組んでいます。
患者さんにも優しく声をかけていて、きっと勇気づけられている患者さんも多いと思います。これからも今の調子でがんばってほしいです。
▶矢木脳神経外科病院 地域包括ケア病棟
池田 優梨愛(大阪信愛学院短期大学 2023年卒)
現状と今後の抱負
入職して覚えることが多くて大変ですが、先輩方が優しく丁寧に指導してくださるので、毎日たのしく業務しています。今後、患者様に寄り添った看護をし、笑顔を引き出せる看護師になれるように頑張っていきます!
プリセプターより一言
入職して3カ月が過ぎ日々色々なことを学んでいると思います。はじめは不安でいっぱいだと思いますが少しずつ知識も増え出来る事が増えてくると看護がおもしろくなってくると思います。どんどん先輩の看護師を頼って何か困った事があればいつでも頼ってください。頑張っていきましょう!応援しています。
師長より一言
可愛らしい外見からは想像できないパワフルな池田さん。明るく元気に毎日頑張っています。
一所懸命な姿に病棟の先輩達も、他職種の方々も沢山応援しています。理想の看護師を目指してこれからも頑張れ!!
▶矢木脳神経外科病院 SCU病棟
梶原 萌々花(徳島文理大学 2023年卒)
現状と今後の抱負
入職して3ヶ月が経ちました。入職当初は初めての社会人であり、責任のある職業になったことへの不安がありました。そのため、患者様との関わりに対し消極的になってしまっていました。そんな状況でも先輩の方々はどうしたら出来るようになるかを親身になって一緒に考えてくださったり、リラックスできるように考えてくださいました。今では少しずつですができる事も増えてきており、患者様一人一人に合った看護を提供していきたいです。
プリセプターより一言
入職したての頃は一つのケアに対しても先輩の後ろへついて消極的でしたが、最近は患者さん一人一人に対してすごく積極的に自分から訪室し、看護介入できていると感じています。
これからも日々一緒に成長していきましょう!
師長より一言
最初は緊張で肩が上がり、声も小さかった梶原さん。病院に出勤する事に少しずつ慣れていき、最近では患者さんと楽しそうに会話しています。看護師としての看護が1つ1つできるようになって成長して行き、自分の持っている看護観を活かした看護の提供が出来る日を楽しみにしています。
▶矢木脳神経外科病院 SCU病棟
藤森 英里子(梅花女子大学 2023年卒)
現状と今後の抱負
入職して3ヶ月が経ちました。日々分からないことは多いですが、指導者さんも優しく指導して頂き楽しく働いています。
SCU病棟という事で日々患者さんの状態の変化もあり、患者さんの回復過程をみられることの楽しさもありますし、同時に状態の増悪がないか注意してみなければいけないこともあり緊張する場面もありますが、日々少しずつ学んでいきます。
プリセプターより一言
入職して3ヶ月が経ちましたね。いきなりSCUという環境ですが、しっかりと勉強や課題にも取り組んできてくれていますね。いつも冷静に患者さんにも対応していて、根拠のある看護も少しずつできるようになってきていると思います。
その調子で一緒に頑張りましょう。
師長より一言
いつも穏やかで、マイペースな藤森さん。話すと自分の意見や、患者さんの状況をしっかりと説明できます。看護師だけでなく、多職種のスタッフとコミュニケーションを取り、たくさんの知識を吸収して、それをまた自分の看護に提供できる日を楽しみにしています。
2022年入職
1年間の振り返りと
2年目に向けての抱負
▶矢木脳神経外科病院 SCU病棟
寺西 陽菜(奈良田北看護専門学校 2022年卒)
1年間あっという間でしたね。
はい!あっという間の一年でした。すごく早かったです。『SCUに配属です』と言われたとき『大丈夫かな』と不安がありましたが、1年間働いてみてSCUで本当に良かったと思っています。
プリセプター・先輩方との関係を教えて下さい。
人間関係はとてもいいです。先輩には気さくに話しかけることができますし、質問したことに対しても丁寧に返してもらえます。先輩という関係ではあるけれど親しみやすい方が多く、とても働きやすい部署だと感じています。後輩にも自信をもってお勧めできます。プリセプターの柳さんはとにかくとても優しい方です。柳さんは夜勤が多いので私と勤務が被らないことが多かったのですが、会えば必ず『大丈夫?』と声をかけて下さいます。勉強の進捗状況を聞いて下さり精神的にもサポートをしていただきました。SCUは誰にでも相談しやすいのですが、その中でも特に話しやすいのは加藤さんです。日勤でペアになった時は『どうしてこうしようと思ったの?』と声をかけて下さったり、答えをパッと教えるわけではなく一緒の立場に立って考えて下さったり、失敗した時には『次はこういう方法でやってみようか?』と提案して下さるので、安心して話をすることができています。加藤さんは大好きな先輩です。
入職のきっかけ・矢木脳神経外科病院を選んだ理由を教えて下さい。
学生の頃から脳神経の分野に興味があり、脳外科で働きたいと思っていました。矢木脳神経外科病院は、以前叔母が入院中にお世話になった病院で、叔母から病院の雰囲気や看護師さんの様子を聞いたことがきっかけで、矢木脳神経外科病院で働きたいと思うようになりました。
現在のお仕事のやりがいを教えて下さい。
日々の看護技術ができるようになることもやりがいですが、患者様からの「ありがとう」という言葉は自分の自信に繋がります。看護をしていて患者様からいただく言葉が仕事のやりがいに繋がっています。
1年を振り返って一番印象に残る出来事を教えて下さい。
はじめて血栓溶解療法(t-PA療法)を受けた患者様を見た時に、最初は手も足も動かない状態だったのが、日を追うごとに手が上がり歩行ができリハビリができるようになられ、患者様の変化を間近で感じとれたことがすごく印象に残っています。病状だけではなく患者様の心理面も心配だったので、体が動くようになった時、手を握ってもらって『握る力が強くなっていますよ』と声かけをする等、少しでも患者様にモチベーションをあげてもらえるような関わり方を意識していました。
この1年、つらかったことや挫折を感じたことはなかったです。ミスをしてしまったことはありましたが、一度失敗してしまったことを受け止め、二度と同じ間違いをしないように自分の中で更に注意するようになりました。
4月に後輩が入ってきました。今後入職される学生さんにメッセージを下さい。
4月に入職した後輩を見て『1年前はこんな感じだったなぁ』と思っています。『そこ分かる!私も間違えたな』と、後輩に共感できる部分がすごくあります。私も最初は解らない事だらけでしたが、先程もお話ししたとおり、先輩方にとても相談しやすいです。1年目は解らないのが当たり前だと思うので、遠慮せずに声をかけてほしいです。後輩のサポートをすることで、私自身も一緒に成長していけたらと思います。
▶矢木脳神経外科病院 SCU病棟
中尾 優里子(大阪信愛学院短期大学 2021年卒)
1年間あっという間でしたね。
1年早かったです。気づいたら二年目になって後輩が来ていました(笑)。後輩の方をみて『私も入った時これ解らなかったな』と共感しながら過ごしています。『大丈夫?』と声をかけに行ったり、『今は私が大丈夫じゃないから助けにいけないな…ごめんね…』と思いながら見守ったり。私も今でも解らない事があり先輩方に沢山助けてもらっていますが、初めの頃に比べたらできる事は増えたかな?と感じています。
入職のきっかけ・矢木脳神経外科病院を選んだ理由を教えて下さい。
就職の事で迷っていた時に友人から「矢木脳神経外科病院がいいよ」と勧めてもらい見学に行きました。看護師間だけではなく多職種間でも距離が近く、雰囲気も良くて温かい感じがすごく伝わってきて、きっとここなら人間関係もいいんだろうなと思い『よし!ここにしよう』と、就職させて頂きました。友人は予備校で勉強しながら矢木脳神経外科病院で看護助手として働いていたので、その友人と私が予備校で出会わなかったら、ここを選ぶ事はなかったので運命と偶然ですね、すごく感謝しています。友人から聞いていた話と入った時に感じたギャップですが、もともと看護師と看護助手では仕事内容が違うので、ある程度ギャップを感じることはあると思っていました。むしろ私が重要視していたのは人間関係だったので、ギャップがなくとても良かったです。聞いていたイメージよりも先輩方に頼りやすくて、ここでよかった、と思っています。SCUは受け持つ人数が少ないため、日勤帯は人も沢山おり誰にでも聞きやすく、周りの方々にとても支えられています。最初の配属がHCUで『私で大丈夫かな、無理ではないかな』と思っていました。常に先輩方が一緒にいるわけではなく、検査が入ったりすると一人で患者様をみることもありすごく緊張しましたが、今では1人で受け持ちも始めています。責任感や重圧で自信が持てなくなった時もありましたが、師長がとても気にして下さり話を聞いて『大丈夫?』と声をかけて下さったり、『無理しなくてもいいよ』ととても温かく見守って下さいました。SCU・HCUの職員が一丸となって私を支えて下さり、ものすごく愛を感じました。『本当に人間関係に恵まれている』と思います。『自分にできるだろうか』と私と同じ悩みを持っている方に対して、その想いを知っている人間が話を聞く事で、悩まれている方の気持ちが楽になるのではないかと思います。先輩として、悩みを持つ方にも積極的に関わっていければと思っています。私自身も無理しすぎないように『ぼちぼち』を合言葉に頑張っています。
プリセプター・先輩方との関係を教えて下さい。
プリセプターは上野さんです。夜勤と日勤で勤務が重ならない事も多いのですが、気に掛けて下さいますし、その都度声をかけて下さいます。先輩の顔を見ると、とてもほっとします。日勤帯は中田さんが指導してくれることが多く、中田さんがいるだけで頑張れます。このお二方には『大丈夫?いけてる?』と何かと気に掛けて頂きとても助けられていて、すごく頼れる存在です。どの先輩も忙しくても『ちょっと時間待ってね』と、落ち着いた後きちんと話を聞いて下さいますし、解らない事があってあたふたしていたら『大丈夫?手伝おうか?』と話しかけてくれたりするので、先輩の事をとても頼りにしています。後輩にも勧められる人間関係です。『ここの人間関係はいいですよ!ここに就職しておいで!』と大きな声で言えるくらい勧められます。SCU・HCUの敷居の高さ、怖さもありますが今は『SCUにいてよかった、ここでよかった』と思います。矢木脳神経外科病院の急性期病棟は脳卒中だけではなく整形外科など疾患の幅が広がり勉強になるメリットがありますが、SCUは脳卒中に特化しているので勉強しやすいというメリットがあります。
1年を振り返って一番印象に残る出来事について教えて下さい。
HCUにいたとき、ひとりの方が認知症でパニックになってしまい、帰宅願望が強く、日中何をしていても『帰りたい、帰りたい』と訴えておられた時、会話の仕方を工夫してみました。すると、日中穏やかに過ごしてもらえるようになったのです。患者様と私の相性も良かったのかもしれないですが、その患者様が穏やかに心を落ちつけて過ごす事ができ、他の先輩からもすごく対応が良かったよと言ってもらえて、その出来事が今でも心に残り、頑張る糧・やりがいになっています。患者様に頼りにしてもらえるような、ほっとしてもらえるような看護を目指しています。
4月に後輩が入ってきました。今後入職される学生さんにメッセージを下さい。
はじめは覚えることが沢山で、知識はあっても技術としてやっていくのはすごく難しい事だと思います。周りの人を頼って、抱え込まないようにして欲しいです。話しかけにくいと思ってもちょっとだけ勇気を出して『すみません!』と声をかけてくれたら、すぐに対応できなくても、後でしっかり対応するので、是非話しかけてほしいです。解らない事があったら一緒に頑張っていきたいなと思うので気軽にお声がけして頂き、一緒に頑張りたいです。よろしくお願いします。
▶矢木脳神経外科病院 SCU病棟
原本 美代子(大阪府医師会看護専門学校 2022年卒)
1年間あっという間でしたね。
あっという間の一年で早かったです。新入職員の方が入職されて当時を思い出しました。一緒にお仕事をしていて自分もこうだったなと思い返しています。
入職のきっかけ・矢木脳神経外科病院を選んだ理由を教えて下さい。
父が脳梗塞を起こし三回再発しており、その度に入退院を繰り返していました。その時の看護師さんが父だけでなく私たち家族も支え、色々なアドバイスを下さいました。それまでは看護師の仕事の幅は診療補助に関することのみだと思っていたのですが、家族支援も含まれることを知り、大変心を動かされ看護師になりたいと思いました。またこの時の経験が今でも役に立っていて、看護師として関わりながらも患者様やご家族様がどう思われているのか考えるようにしています。過去の経験からご家族様のつらさや思い通りにいかないことが多いということも分かりますし、良いと思ってした事もそれがかえってご家族様にとって負担になることもあるので、気をつけて看護をするようにしています。
SCUは一番行きたかった部署で、辞令を頂いた時は嬉しかったです。同期とは年齢的には離れていますが看護師としてのスタートは同じで、技術面の習得も同じように進んでいっています。同期と勤務が重なった時は、自分が経験したことについて『こういうことあったよ』と声をかけ合っています。二年目は習得する技術に難しいことも入ってきており、そんな中で同期の存在はとても大きく、私たち二年目だから頑張らないといけない等みんなで励ましあっています。
1年を振り返って一番印象に残る出来事を教えて下さい。
40代で脳出血で入院される方が多く、自分と同年代の方でお子さんがいらっしゃったり、仕事を一生懸命されていて急に倒れて麻痺が強く起こったりする方々が、日中のリハビリは笑顔で頑張っておられるのですが、夜ひとりで泣いている姿を見かけることがありました。そういう時に患者様のお話を聞くのですが、そうすると『お話ししただけでも気持ちがすっきりしました』と言って下さり、患者様にとって看護師が一番身近な存在であると強く実感しました。
また、SCUは先輩方のサポートが手厚いです。私は解らない事や不安な事はすぐに周りの方に聞くのですが、その都度丁寧に教えていただいています。解らない事は一つずつ解決しながら業務に取り組んでいっているので困っている事はありません。SCUはみんなが支えてくれる環境で、この方とは仕事がしにくいという事もないです。アットホームな雰囲気の職場だと思います。働きやすさなどからもSCU配属で本当に良かったと思います。私には子供がいるのですが、矢木脳神経外科病院はママさんナースもとても多いので、休憩時間に仕事以外の話をしたりしています。新卒として同期と、そしてママさんナースとして多くの看護師と、いい人間関係を築けていると思います。
夜勤は日勤業務と全く異なります。夜勤に入るからこそ、日勤でこうしよう、患者様がこうなるから気を付けないといけない、という事が分かります。また、夜勤の看護師から教わることが色々あるので、夜勤の回数も師長に相談して調整していただいています。ワークライフバランスがとれていると思います。
現在のお仕事の「やりがい」は何ですか?
チームとしてSCU病棟で動いているのですが、チーム内で患者様に対してカンファレンスをして、こういう改善がいいのではないかと話し合い、取り組んでいます。患者様に合わせてケアの介入をしているので、そこで患者様が変わっていく姿を見ることができるのがやりがいです。チーム内でも、ちょっとした意見やこうしてみたいという思いも聞き入れて下さいます。少し思っている事でも何でも聞き入れ受け入れて下さるので、とても刺激になりますし、発見にも繋がっています。
プリセプター・先輩方との関係を教えて下さい。
師長は困った時に相談しやすくて、声もよくかけてくださいます。話しかけやすいのでたくさん話を聞いていただいています。私が入職してから指導についてくださる方が石原さんで、石原さんとその日の患者様のケアや状態をみるのですが、石原さんは『患者様の目標は何か』を示してから、私に『どのようにすればいいと思う?』と聞き、意見を言うとそれに対してアドバイスを下さいます。石原さんがいろんな視野から患者様をみてサポートされているので、その姿にとても憧れを感じています。『こうしたらいいよ』とすぐに答えを出すわけではなく、私の意見を聞きながら一緒に課題に取り組んで下さいます。そしてこの経験が今の私の成長につながっていると感じています。
4月に後輩が入ってきました。今後入職される学生さんにメッセージを下さい。
すごく不安だったり色々解らない事が多いと思いますが、誰にでも親切に教え、サポートして下さる先輩方が多いので、安心して働いて頂き一緒に成長したいです。
入職から3ヶ月を振り返り
▶矢木脳神経外科病院 SCU病棟
中尾 優里子(大阪信愛学院短期大学 2021年卒)
現状と今後の抱負
少しずつ、できることが増えてきました。まだまだできないことも多いですが、先輩方に助けられ、頑張っています。患者さんに私がいて良かったと思ってもらえる看護師になれるよう頑張ります。
プリセプターより一言
いつも丁寧に仕事をしていて、私自身学ばせてもらうことが沢山あります。仕事を覚えるのも早くて、業務を任せることも増えてきました!これからも一緒に勉強して、一緒に成長していきましょう!
師長より一言
患者さんにこんな看護を提供したい!というビジョンをしっかり持ち、ささいな変化や表情に気づいてケアに介入してくれています。積極的にスタッフとコミュニケーションを取り、患者さんにも明るく接してくれています。これからも前向きに、いろんな事にチャレンジして成長していく姿を楽しみにしています。
▶矢木脳神経外科病院 SCU病棟
寺西 陽菜(奈良田北看護専門学校 2022年卒)
現状と今後の抱負
日常の業務にも大分慣れてきましたが、まだまだ知識や技術は未熟で不安なことだらけです。忙しい時の優先順位の付け方やイレギュラーな事への対応力はまだまだ足りないので、出来ないこと、分からないことは、先輩に声を出して自ら発信しコミュニケーションをとり、助言をもらいながら、より良い看護を実践していけるようにしていき、日々の学びを大切にします。
プリセプターより一言
寺西さんが入職されて早3ヶ月が経ちますが、毎日目覚ましい勢いで成長してくれています。コロナ禍の中で大変なことも多いと思いますが、これからも一緒に頑張っていきましょう。
師長より一言
いつも前向きに、学ぶべきポイントを見極めてしっかりと自分の知識と経験として吸収してくれています。患者さんに対してもとても優しく接してくれており、若い元気な一面もありながら、どこか安心感を与えるおだやかな一面もあります。日々の振り返りや勉強をとても頑張ってくれています。これからもどんどん看護師として成長していくのを楽しみにしています。
▶矢木脳神経外科病院 SCU病棟
原本 美代子(大阪府医師会看護専門学校 2022年卒)
現状と今後の抱負
入職して3か月が経ちました。自分の未熟さを痛感することが多く、先輩方にサポートしていただきながら、日々看護を振り返り、学びを深めています。基礎看護技術をしっかり身につけ、患者さんが安心して入院生活を過ごせるよう努力していきます。
プリセプターより一言
日々の業務の中から自分の課題を見つけ、次の学習や仕事に活かせるよう考えられていると思います。何事にも一生懸命に取り組んでいてすごい!!その調子で一緒に頑張っていきましょう。
師長より一言
入職当初よりしっかりとした看護観をもち、自分のやりたい看護の実現に向けて、自己学習し、いつも患者さんに、ていねいに、安心感を与える笑顔で接してくれています。日々の振り返りや研修後のレポートもとても充実しており、何にでも真剣に取り組む姿勢に私も刺激をもらっています。多職種と協力し、よりよい看護を提供していってほしいです!!
▶矢木脳神経外科病院 地域包括ケア病棟
内田 冴香(西大和学園大和大学 2020年卒)
現状と今後の抱負
業務の時間内で仕事をこなすことだけで終わらないように一人一人の患者様に良い看護がしたいなと思うのですが、知識量が少なくうまくアセスメントにつなげられなかったりと、やはり勉強不足を感じますが、日々丁寧な指導をいただきながら楽しくお仕事させていただいています。忙しいのにどの先輩方も時間をとって1から教えてくださるので早く一人前になりたいなと、その気持ちが強まっています。一年後、自分もプリセプターの中野さんのようになれているのか不安になる時もありますが、患者様に名前を覚えていただけるくらいの元気と笑顔いっぱいでHAPPYを届けられる看護師になれるようにこれからも頑張っていきます!!♡
プリセプターより一言
とても明るく笑顔がステキな内田さん。積極的に質問してくれるので、一緒に調べたりして、一緒に成長します。同じ病棟の仲間として、これからも一緒に頑張っていきましょう。
師長より一言
HAPPYになりたい!と当院への入職を希望された内田さん、2人の育児をしながら一所懸命仕事にとりくんでいます。大先輩に注意されても持ち前の明るさでついていく、将来大物になる予感しかない。これからも明るく元気にHAPPYに!
2021年入職
2名の新人看護師
(赤津ひなの、中野美波)にインタビューしました。
なぜ、看護師になりましたか。
(赤津) 私が中学生の頃に祖母が入院したことがきっかけです。はじめての入院で不安が募り、「早く帰りたい」という言葉に、ただ聞くことしかできない私でした。ところが、看護師さんが関わっているうちに、日々、祖母に笑顔が増えるようになり、本人も頑張ろうという姿勢に変わっているのを見て、看護師という仕事にとても魅力を感じ、この職業に就きたいと思いました。
(中野) 子どもの頃、「注射もできる、白衣の天使、カッコいい」と漠然とした憧れはありました。中学生になり、父親が入院し、ICUに入りました。その時に私たち家族に関わってくれた看護師さんがとても優しく、私たちの気持ちがとても楽になりました。患者だけでなく、家族のケアをしっかりしている看護師さんの姿に、自分もこんな風になりたいと思いました。
半年を振り返ってみて下さい。
(赤津) 看護学生の頃の実習で脳神経外科に入院している患者さんの経験がないこともあり、実際に患者さんを看る際に、どうしたら良いのか思い通りにいかないことがたくさんありました。知識不足は否めないので休日に勉強したり、先輩たちの行動を見よう見まねで、知識と技術を習得するのに必死でした。ただ、手術が怖いと仰る入院患者様が、その後「あの時は、助かったわ」と私の関わりについて評価いただくこともあり、看護師の仕事にやりがいを感じる瞬間もたくさんありました。
(中野) 学生時代の実習では、1日に患者一人を担当するのでコミュニケーションが取れていたのですが、看護師になってからは7人、8人を担当するので、うまくしっかり時間を取ることが難しく、情報を取れない、話し足りないという自身の力不足にジレンマを感じていました。特に、コロナ禍で面会ができないので、ご家族の気持ちが聞けないということも、患者対応をする上で様々な不足を感じました。
(赤津) カルテをどこまで見るのか、受け持つ前に大事なポイントをしっかり理解するといったことは、看護師同士の日々の情報共有がスムーズなので、徐々に習得している実感はあります。特に、他の看護師の視点を理解することで、どういう看護をすべきかを検討し、自分自身で考えていくのは楽しいです。
(中野) カルテに書いている情報をしっかり理解するのは、なかなか難しいところで、ベッドサイドに行ってから、必要な情報が何かを気づくことも多々ありました。赤津さんも言うように、カルテに書いている情報を理解し、先輩達にも相談しながら、自分でどうすればよいかを考えることはやりがいにつながっていると思います。
この病院に就職してどうでしたか。
(赤津) 私は脳神経外科の領域に興味があったのですが、この病院に実習に来た友人と担任の先生が勧めてくれたのがきっかけです。人間関係も良いし、スタッフに思いやりを感じたということを聞き、応募しました。何をしたらいいのか、どこを見たらいいのかなど悩みがたくさんある私を察して、先輩たちは勤務が終わっているにもかかわらず、不安を聞き、解決策を一緒に考えてくれました。私が成長していけるのも皆さんのおかげという気持ちがいつもあります。
(中野) 私がこの病院を選んだのは、父親の疾患と関係があります。SCUやHCUという部署があり、現在所属している地域包括ケア病棟があるので、患者と家族のケアができる看護師を目指している私にとってピッタリだと思い応募しました。スタッフの皆さんは、お互いに支え合うことが当たり前になっていて、新人の私に対しても、早く成長させてやりたいという気持ちを感じる関わりをして下さるので、一つひとつ着実に成長している実感があります。
今後に向けての目標を教えて下さい。
(赤津) これは、もう少し先のことになると思いますが、患者さんに頼られるだけでなく、スタッフの皆さんにも頼られる存在になりたいと思っています。夜勤は看護師も少なく、患者さんも不安に感じることは多いかと思います。当面は、夜勤の時に、「赤津さんがいるから今夜は大丈夫」と言ってもらえるようになりたいと思います。そのために、もっと知識の習得に励み、先輩たちの行動を学び、患者さんの状態を理解して、一人でも自信を持てるように心掛けたいと思います。
(中野) いずれは、家族看護のプロと呼ばれるように、家族のサポートができるスキルを身に着けたいと思っています。当面は、忙しい中にあっても患者・家族とのコミュニケーションを取ることができるようになりたいと思います。患者さんであれ、ご家族であれ、自分が思っていることというのは、ついポロっと出てしまうものだと思います。そういう「つい、ポロっと」が言いやすい雰囲気を作り、そこから適切な看護に結び付けていきたいと思います。
2020年入職
2020年入職の新人看護師に上半期を振り返ってもらいました。
なぜ、看護師になりましたか。
(柗浦) 祖母が入院している時に見た看護師の姿がきっかけでした。また、近親者が脳卒中になった時に、そばにいて何もできないもどかしさや無力さを感じた時に、医療に関する知識があれば自分にも何らかの関わりができ、救える命もあるのではないかと思い看護師を目指すことにしました。
(柳) 私は親が介護の仕事をしており、よく仕事の話を聞かせてくれました。様々な話を聴いているうちに、影響を受けたのだと思います。免許のある仕事は生きていくうえでも大きな支えになるというアドバイスもあり、看護師を目指すことにしました。
入職からの半年を振り返ってみて下さい。
(柗浦) まだまだ、一人前にはほど遠いというのが正直なところです。自分がどのように人の命に関わっているのかということもわからずに仕事をしています。覚えないといけないこともたくさんありますし、覚えていない状態で仕事を進めるので時間もかかりますし、今はやるべき業務をこなすのが精一杯という状態でした。
(柳) 私もよく似た状態で、やるべき業務をこなすのが精一杯でした。SCUに配属され、入院から退院といった流れの中でしっかりと退院支援が学べるのは良かったです。入院時の看護、退院に向けての看護の違いなどです。ただ、異常があったら先輩はすぐ気づくが、私は気づけていない、急変時にどうしたらいいかすぐ判断できないなど、まだまだ課題山積の状態です。
この病院に就職してどうでしたか。
(柗浦) まず、この病院を選んだのは近親者が脳卒中を抱えていたというので脳外科の分野で働きたかったというのが大きな理由です。この病院で働いて感じるのは先輩たちがとても優しいことです。私は迷惑をかけないように仕事に取り組もうとしていますが、例えば、仕事が遅くて帰れない時もつき合ってアドバイスして下さるので、気持ちも楽になり、仕事も一つひとつしっかり覚えていくことができます。
(柳) 私がこの病院に就職した決め手は自宅から近いことが挙げられます。職住接近にこだわりがありました。 この病院に就職して私が良かったと思うことは、先輩たちができない自分に対して、もちろん叱られることもありますが、投げやりにならずにきちんとした指導を日々して下さることです。それに甘えていてはいけないのですが、そのおかげでやる気になり、少しずつでも成長している実感を持ちながら仕事に取り組めているのが良かったです。
今後に向けての目標を教えて下さい。
(柗浦) まずは、夜勤の仕事に慣れることです。夜勤3回目までは補助がありますが、それ以降は1人で対応しなければなりません。それをしっかりできるようになりたいです。担当の患者さんを受け持つようになるので、退院支援の際に他職種との連携もできるように努力していきたいと思います。
(柳) 入院時の書類作成をしっかりできるようになること、術後ドレーンが入っている人を看ることができるようになることを目標にしたいと思います。そのためにも、自分からもっと積極的に教えてもらう機会を作り、SCUでは学べないことを学んでいきたいと思います。その他、急変時にパニックにならないように、冷静に対応できるようになりたいです。わからないまま先輩を頼るのではなく、どうするかを考えられるようにしていきたいです。
なぜ、看護師になりましたか。
(坂口) 私は訪問介護の仕事をしていました。利用者さんの最期を看取る時にもっと関わることができるのではないかという気持ちを感じていました。一緒にいる訪問看護師の姿を見て、医療に関する知識が私にあったらと思い、子どもの頃に夢見ていた看護師になろうと思いました。
(大野) ホテルをはじめとして様々な仕事を経て、医療事務の仕事をするようになりました。母が病気になった時、何もできない自分に無力さを感じていました。ちょうどそんな時、私と同じ世代の方が、健康診断に来られ、看護学校に進学するという話を聞きました。その方に触発され、看護師になると決意しました。
(山崎) 私も小児科で医療事務の仕事をしていました。子どもたちの苦しく辛い姿を見て、何もできない、もっと役に立ちたいという気持ちが芽生えていました。その後、病気になり入院しました。その時の看護師さんが親身になって関わって下さいました。退院後、近所の看護学校のそばを歩いている時に、その看護師さんの姿を思い出し、「そうだ、もう一度学生をして、看護師を目指そう」と思い、看護師になりました。
入職からの半年を振り返ってみて下さい。
(坂口) 私には娘がおり3年前に看護師になりました。仕事が終わり、帰宅すると「辞めたい、辞めたい」と言っていましたが、今、やっとわかりました。私は辞めたいとは全く思っていませんが、確かに大変な半年でした。手技、薬、患者さんの状態・・・覚えることがたくさんあります。入院されたら短期間で退院されます。様々な情報に追いつけていない。こんな私で患者さんにとって良いのかと不安の半年でした。
(大野) 私はSCUで働いていますが、入院してすぐ入る病棟なので、もし何かあったらどうしようというプレッシャーがありますし、日々の業務をこなすのに精一杯な状態でした。毎日、目標と計画を立てますが、イレギュラーな仕事が入ってくると、それに時間が掛かり、余裕を持てない半年でした。
(山崎) 私はHCUに配属になりました。術後すぐの重症の呼吸器疾患の患者さんの対応をするので、常に緊張をし、入職間もない頃は、委縮して声も出せませんでした。何をしたらいいのか、何を質問したらいいのかさえわからない状態がしばらくありました。
この病院に就職してどうでしたか。
(坂口) 私はこの病院のグループで介護職として働いていたので、考え方にも共感しており、この病院で働きたいと思っていました。新人に対してとても親切で、親身になって一つひとつ丁寧に指導してもらえるのが有難いですし、良い職場環境で働くことができています。半年が経ち、徐々にいろいろなことができるようになってきているので充実感は増えて来ました。
(大野) 学校の友達と脳外科はしんどいから絶対にやめておこうと言っていました。たまたま、合同説明会で説明を聞いた時、「仕事が楽しいです」と看護師の方が言われたことに驚き、しかもイキイキされていたことで気持ちを動かされました。入職して思うのは、話しやすい職場環境で、先輩の配慮を感じますし、そのおかげで自分にできることが増えてきているので、私もここでイキイキと働けるようになりたいと思っています。
(山崎) 私は、看護学校の一年先輩が昨年からこの病院で働いていたので、病院見学に来ました。とても、親身になって接して下さるので、直感でこの病院に決めました。入職後も見学に来た時と変わらず、どの先輩も親身に指導して下さるので、「こういう時は、こうする」といったことがわかるようになり、できることが増えて来るのが楽しくなってきました。
今後に向けての目標を教えて下さい。
(坂口) これまでの半年は、自分のことで精一杯でした。つまり、やるべき仕事を覚えて、こなしている毎日でした。しかし、後半は、もっと患者さんに目を向けたいです。患者さんは今、何を思っているのか、どう接するのが適切なのか、患者さんをよく見て、観察して、看護師になりたいと思った時の「もっと関われるのではないか」という想いを仕事として体現していきたいです。
(大野) まずは日々の業務をその日のうちに終わらせるようになることですね。たまたま、入職時に担当していた患者さんが認知症のレクリエーションに来られており、再会しました。「あんたのこと、覚えてるよ」と言って頂き、とても嬉しい気持ちになりました。もっと患者さんに向き合って、看護をしたいという気持ちになりました。
(山崎) これをしないといけないという予定をこなすことで精一杯でしたが、入職時に比べると少しは余裕も見えてきたので、患者さんやご家族の気持ちを汲んで、それに対してどうしたらいいのかを自分自身で考えるように仕事に向き合っていきたいと思います。