看護教育とキャリアラダー
しっかりと学べる教育体制
弘善会では、医療・介護・保育事業において成長とキャリアの希望に合わせて、様々な活躍の場をご用意しています。PDCAビジネスサイクルを廻し、個人ひとりひとりが目標を立て目標への取り組みを支援する教育体制を設けています。
心をうごかす教育を重視しています
当院は、脳神経外科と整形外科の最先端医療を提供する急性期病院です。教育委員会では、ここで働く私たちは、どんな看護師でありたいのかを何度も何度も話し合いました。そしてたどり着いたのは次の3つ。
≪当院看護師がありたい姿≫
・患者さまやご家族の心理的側面に配慮している
・学ぶ姿勢と自己を高める努力をしている
・協調性を持って多職種や同僚と協働している
言葉にするとあたりまえの事ですが、所属を超えてスタッフみんなが顔を知り合うアットホームな環境で、最先端の急性期医療に携わる私たちならではの「ありたい姿」をみんなで確認したのは大きなことでした。そして当院では、そんな看護師になるための、当院ならではの教育をしています。 そのひとつが「あなたの心に届け」というテーマで実施した、患者さまの体験談を聴く研修会。脳出血で生死をさまよった患者さまが、薄れる意識の中で看護を受けた体験談を語ってくださいました。患者さまの声は看護師の心を動かし、日々の看護を振り返る大きな動機づけになったようです。
急性期看護は業務に追われがちですが、急性期だから得られるやりがいが実感できるサポートを行いながら、Happyな気持ちで患者さまやご家族の心に寄り添い、協調性を持って多職種と連携した援助、そして常に自分を高める努力ができる看護師を育てていきたいと考えています。
キャリアパス -矢木脳神経外科病院で活躍する看護師-
半田 亜弥子
矢木脳神経外科病院/副看護部長
入職 2003年4月11日
略歴
2012年 急性期病棟主任着任
2016年 急性期病棟⇒手術室異動
2016年 手術室師長昇格
2020年 手術室師長 兼 外来師長就任
2022年 看護部 副看護部長就任
急性期の病棟での勤務を経て、現在は副看護部長として活躍中。
看護助手の教育、医療安全管理者、感染対策委員会等も担当。
医療安全管理者、認定看護管理者2nd、脳卒中の院内認定看護師、助手会など、キャリアステップにあわせて学ばせていただきました。
ここまで積み重ねてきたものを、次の人にどう渡し、育成していくか、それが次の自分の役割だと思います。
認定看護師も多数在籍!
認定看護師も多数在籍し、より質の高い看護を目指しています。
また、院内だけでなく院外の研修にも意欲的に参加できるよう、環境を整えています。
教育プログラム
看護部ではクリニカルラダーに基づき臨床現場において看護師一人ひとりのキャリア開発を行っています。
クリニカルラダー(ラダーⅠ研修計画) ※画像クリックで拡大します
新人看護師の年間スケジュール
- 4月
- ・入職オリエンテーション
・部署配属
- 5月
- ・看護技術研修(体位変換、ポジショニング、経管栄養、点滴、採血、酸素療法、吸引など)
- 7月
- ・リフレッシュ研修
- 10月
- ・半年の振り返り
・フォローアップ研修
- 11月
- ・多重課題
- 12月
- ・高齢者の看護
- 1月
- ・褥瘡ケア
- 3月
- ・1年の振り返り
・フォローアップ研修
- 4月
- ・入職オリエンテーション
・部署配属
- 5月
- ・看護技術研修(体位変換、ポジショニング、経管栄養、点滴、採血、酸素療法、吸引など)
- 7月
- ・リフレッシュ研修
- 10月
- ・半年の振り返り
・フォローアップ研修
- 11月
- ・多重課題
- 12月
- ・高齢者の看護
- 1月
- ・褥瘡ケア
- 3月
- ・1年の振り返り
・フォローアップ研修
新人看護師のあゆみ
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