
プリセプターの想い
(先輩職員)

さらなる学びを深め、しっかりアセスメントできるようになりたい
悩んだとき、わからないとき、プリセプターや先輩たちにとても気にかけてもらっています。当院は定期的な研修で振り返りができ、何を勉強すべきかがわかるので、成長を感じながら看護ができます。
課題はアセスメントです。先輩の助言や記録によって理解することも多いので、さらに学びを深め、しっかりとアセスメントできるようになりたいです。

急性期病棟 看護師 松本 千帆
できなかったことを一人でできるようになる新人の瞬間、瞬間が嬉しい
新人教育ではまず、自分の考えを聞き出すことを大切にしています。なぜ必要なのか、根拠と結びつけができるように意識して指導しています。
その指導を通じて、新人の意見から新たな発見があり、自身の学ぶ機会にもなりました。日々、記録が個別性のあるものに変化し、他職種との連携を図った内容が増えるたびに成長を感じ、嬉しくなりました。
新人看護師インタビュー
2022年入職
\入職から3ヶ月を振り返り/
▶矢木脳神経外科病院 SCU病棟
中尾 優里子(大阪信愛学院短期大学 2021年卒)

現状と今後の抱負
少しずつ、できることが増えてきました。まだまだできないことも多いですが、先輩方に助けられ、頑張っています。患者さんに私がいて良かったと思ってもらえる看護師になれるよう頑張ります。

上野 仁美
プリセプターより一言
いつも丁寧に仕事をしていて、私自身学ばせてもらうことが沢山あります。仕事を覚えるのも早くて、業務を任せることも増えてきました!これからも一緒に勉強して、一緒に成長していきましょう!

木村 千紗都
師長より一言
患者さんにこんな看護を提供したい!というビジョンをしっかり持ち、ささいな変化や表情に気づいてケアに介入してくれています。積極的にスタッフとコミュニケーションを取り、患者さんにも明るく接してくれています。これからも前向きに、いろんな事にチャレンジして成長していく姿を楽しみにしています。
▶矢木脳神経外科病院 SCU病棟
寺西 陽菜(奈良田北看護専門学校 2022年卒)

現状と今後の抱負
日常の業務にも大分慣れてきましたが、まだまだ知識や技術は未熟で不安なことだらけです。忙しい時の優先順位の付け方やイレギュラーな事への対応力はまだまだ足りないので、出来ないこと、分からないことは、先輩に声を出して自ら発信しコミュニケーションをとり、助言をもらいながら、より良い看護を実践していけるようにしていき、日々の学びを大切にします。

栁 尚輝
プリセプターより一言
寺西さんが入職されて早3ヶ月が経ちますが、毎日目覚ましい勢いで成長してくれています。コロナ禍の中で大変なことも多いと思いますが、これからも一緒に頑張っていきましょう。

木村 千紗都
師長より一言
いつも前向きに、学ぶべきポイントを見極めてしっかりと自分の知識と経験として吸収してくれています。患者さんに対してもとても優しく接してくれており、若い元気な一面もありながら、どこか安心感を与えるおだやかな一面もあります。日々の振り返りや勉強をとても頑張ってくれています。これからもどんどん看護師として成長していくのを楽しみにしています。
▶矢木脳神経外科病院 SCU病棟
原本 美代子(大阪府医師会看護専門学校 2022年卒)

現状と今後の抱負
入職して3か月が経ちました。自分の未熟さを痛感することが多く、先輩方にサポートしていただきながら、日々看護を振り返り、学びを深めています。基礎看護技術をしっかり身につけ、患者さんが安心して入院生活を過ごせるよう努力していきます。

田中 優里香
プリセプターより一言
日々の業務の中から自分の課題を見つけ、次の学習や仕事に活かせるよう考えられていると思います。何事にも一生懸命に取り組んでいてすごい!!その調子で一緒に頑張っていきましょう。

木村 千紗都
師長より一言
入職当初よりしっかりとした看護観をもち、自分のやりたい看護の実現に向けて、自己学習し、いつも患者さんに、ていねいに、安心感を与える笑顔で接してくれています。日々の振り返りや研修後のレポートもとても充実しており、何にでも真剣に取り組む姿勢に私も刺激をもらっています。多職種と協力し、よりよい看護を提供していってほしいです!!
▶矢木脳神経外科病院 地域包括ケア病棟
内田 冴香(西大和学園大和大学 2020年卒)

現状と今後の抱負
業務の時間内で仕事をこなすことだけで終わらないように一人一人の患者様に良い看護がしたいなと思うのですが、知識量が少なくうまくアセスメントにつなげられなかったりと、やはり勉強不足を感じますが、日々丁寧な指導をいただきながら楽しくお仕事させていただいています。忙しいのにどの先輩方も時間をとって1から教えてくださるので早く一人前になりたいなと、その気持ちが強まっています。一年後、自分もプリセプターの中野さんのようになれているのか不安になる時もありますが、患者様に名前を覚えていただけるくらいの元気と笑顔いっぱいでHAPPYを届けられる看護師になれるようにこれからも頑張っていきます!!♡

中野 美波
プリセプターより一言
とても明るく笑顔がステキな内田さん。積極的に質問してくれるので、一緒に調べたりして、一緒に成長します。同じ病棟の仲間として、これからも一緒に頑張っていきましょう。

犬飼 友代
師長より一言
HAPPYになりたい!と当院への入職を希望された内田さん、2人の育児をしながら一所懸命仕事にとりくんでいます。大先輩に注意されても持ち前の明るさでついていく、将来大物になる予感しかない。これからも明るく元気にHAPPYに!
2021年入職
2名の新人看護師
(赤津ひなの、中野美波)にインタビューしました。

なぜ、看護師になりましたか。
(赤津) 私が中学生の頃に祖母が入院したことがきっかけです。はじめての入院で不安が募り、「早く帰りたい」という言葉に、ただ聞くことしかできない私でした。ところが、看護師さんが関わっているうちに、日々、祖母に笑顔が増えるようになり、本人も頑張ろうという姿勢に変わっているのを見て、看護師という仕事にとても魅力を感じ、この職業に就きたいと思いました。
(中野) 子どもの頃、「注射もできる、白衣の天使、カッコいい」と漠然とした憧れはありました。中学生になり、父親が入院し、ICUに入りました。その時に私たち家族に関わってくれた看護師さんがとても優しく、私たちの気持ちがとても楽になりました。患者だけでなく、家族のケアをしっかりしている看護師さんの姿に、自分もこんな風になりたいと思いました。
半年を振り返ってみて下さい。
(赤津) 看護学生の頃の実習で脳神経外科に入院している患者さんの経験がないこともあり、実際に患者さんを看る際に、どうしたら良いのか思い通りにいかないことがたくさんありました。知識不足は否めないので休日に勉強したり、先輩たちの行動を見よう見まねで、知識と技術を習得するのに必死でした。ただ、手術が怖いと仰る入院患者様が、その後「あの時は、助かったわ」と私の関わりについて評価いただくこともあり、看護師の仕事にやりがいを感じる瞬間もたくさんありました。
(中野) 学生時代の実習では、1日に患者一人を担当するのでコミュニケーションが取れていたのですが、看護師になってからは7人、8人を担当するので、うまくしっかり時間を取ることが難しく、情報を取れない、話し足りないという自身の力不足にジレンマを感じていました。特に、コロナ禍で面会ができないので、ご家族の気持ちが聞けないということも、患者対応をする上で様々な不足を感じました。
(赤津) カルテをどこまで見るのか、受け持つ前に大事なポイントをしっかり理解するといったことは、看護師同士の日々の情報共有がスムーズなので、徐々に習得している実感はあります。特に、他の看護師の視点を理解することで、どういう看護をすべきかを検討し、自分自身で考えていくのは楽しいです。
(中野) カルテに書いている情報をしっかり理解するのは、なかなか難しいところで、ベッドサイドに行ってから、必要な情報が何かを気づくことも多々ありました。赤津さんも言うように、カルテに書いている情報を理解し、先輩達にも相談しながら、自分でどうすればよいかを考えることはやりがいにつながっていると思います。
この病院に就職してどうでしたか。
(赤津) 私は脳神経外科の領域に興味があったのですが、この病院に実習に来た友人と担任の先生が勧めてくれたのがきっかけです。人間関係も良いし、スタッフに思いやりを感じたということを聞き、応募しました。何をしたらいいのか、どこを見たらいいのかなど悩みがたくさんある私を察して、先輩たちは勤務が終わっているにもかかわらず、不安を聞き、解決策を一緒に考えてくれました。私が成長していけるのも皆さんのおかげという気持ちがいつもあります。
(中野) 私がこの病院を選んだのは、父親の疾患と関係があります。SCUやHCUという部署があり、現在所属している地域包括ケア病棟があるので、患者と家族のケアができる看護師を目指している私にとってピッタリだと思い応募しました。スタッフの皆さんは、お互いに支え合うことが当たり前になっていて、新人の私に対しても、早く成長させてやりたいという気持ちを感じる関わりをして下さるので、一つひとつ着実に成長している実感があります。
今後に向けての目標を教えて下さい。
(赤津) これは、もう少し先のことになると思いますが、患者さんに頼られるだけでなく、スタッフの皆さんにも頼られる存在になりたいと思っています。夜勤は看護師も少なく、患者さんも不安に感じることは多いかと思います。当面は、夜勤の時に、「赤津さんがいるから今夜は大丈夫」と言ってもらえるようになりたいと思います。そのために、もっと知識の習得に励み、先輩たちの行動を学び、患者さんの状態を理解して、一人でも自信を持てるように心掛けたいと思います。
(中野) いずれは、家族看護のプロと呼ばれるように、家族のサポートができるスキルを身に着けたいと思っています。当面は、忙しい中にあっても患者・家族とのコミュニケーションを取ることができるようになりたいと思います。患者さんであれ、ご家族であれ、自分が思っていることというのは、ついポロっと出てしまうものだと思います。そういう「つい、ポロっと」が言いやすい雰囲気を作り、そこから適切な看護に結び付けていきたいと思います。
2020年入職
2020年入職の新人看護師に上半期を振り返ってもらいました。

なぜ、看護師になりましたか。
(柗浦) 祖母が入院している時に見た看護師の姿がきっかけでした。また、近親者が脳卒中になった時に、そばにいて何もできないもどかしさや無力さを感じた時に、医療に関する知識があれば自分にも何らかの関わりができ、救える命もあるのではないかと思い看護師を目指すことにしました。
(柳) 私は親が介護の仕事をしており、よく仕事の話を聞かせてくれました。様々な話を聴いているうちに、影響を受けたのだと思います。免許のある仕事は生きていくうえでも大きな支えになるというアドバイスもあり、看護師を目指すことにしました。
入職からの半年を振り返ってみて下さい。
(柗浦) まだまだ、一人前にはほど遠いというのが正直なところです。自分がどのように人の命に関わっているのかということもわからずに仕事をしています。覚えないといけないこともたくさんありますし、覚えていない状態で仕事を進めるので時間もかかりますし、今はやるべき業務をこなすのが精一杯という状態でした。
(柳) 私もよく似た状態で、やるべき業務をこなすのが精一杯でした。SCUに配属され、入院から退院といった流れの中でしっかりと退院支援が学べるのは良かったです。入院時の看護、退院に向けての看護の違いなどです。ただ、異常があったら先輩はすぐ気づくが、私は気づけていない、急変時にどうしたらいいかすぐ判断できないなど、まだまだ課題山積の状態です。
この病院に就職してどうでしたか。
(柗浦) まず、この病院を選んだのは近親者が脳卒中を抱えていたというので脳外科の分野で働きたかったというのが大きな理由です。この病院で働いて感じるのは先輩たちがとても優しいことです。私は迷惑をかけないように仕事に取り組もうとしていますが、例えば、仕事が遅くて帰れない時もつき合ってアドバイスして下さるので、気持ちも楽になり、仕事も一つひとつしっかり覚えていくことができます。
(柳) 私がこの病院に就職した決め手は自宅から近いことが挙げられます。職住接近にこだわりがありました。 この病院に就職して私が良かったと思うことは、先輩たちができない自分に対して、もちろん叱られることもありますが、投げやりにならずにきちんとした指導を日々して下さることです。それに甘えていてはいけないのですが、そのおかげでやる気になり、少しずつでも成長している実感を持ちながら仕事に取り組めているのが良かったです。
今後に向けての目標を教えて下さい。
(柗浦) まずは、夜勤の仕事に慣れることです。夜勤3回目までは補助がありますが、それ以降は1人で対応しなければなりません。それをしっかりできるようになりたいです。担当の患者さんを受け持つようになるので、退院支援の際に他職種との連携もできるように努力していきたいと思います。
(柳) 入院時の書類作成をしっかりできるようになること、術後ドレーンが入っている人を看ることができるようになることを目標にしたいと思います。そのためにも、自分からもっと積極的に教えてもらう機会を作り、SCUでは学べないことを学んでいきたいと思います。その他、急変時にパニックにならないように、冷静に対応できるようになりたいです。わからないまま先輩を頼るのではなく、どうするかを考えられるようにしていきたいです。

山崎仁美
なぜ、看護師になりましたか。
(坂口) 私は訪問介護の仕事をしていました。利用者さんの最期を看取る時にもっと関わることができるのではないかという気持ちを感じていました。一緒にいる訪問看護師の姿を見て、医療に関する知識が私にあったらと思い、子どもの頃に夢見ていた看護師になろうと思いました。
(大野) ホテルをはじめとして様々な仕事を経て、医療事務の仕事をするようになりました。母が病気になった時、何もできない自分に無力さを感じていました。ちょうどそんな時、私と同じ世代の方が、健康診断に来られ、看護学校に進学するという話を聞きました。その方に触発され、看護師になると決意しました。
(山崎) 私も小児科で医療事務の仕事をしていました。子どもたちの苦しく辛い姿を見て、何もできない、もっと役に立ちたいという気持ちが芽生えていました。その後、病気になり入院しました。その時の看護師さんが親身になって関わって下さいました。退院後、近所の看護学校のそばを歩いている時に、その看護師さんの姿を思い出し、「そうだ、もう一度学生をして、看護師を目指そう」と思い、看護師になりました。
入職からの半年を振り返ってみて下さい。
(坂口) 私には娘がおり3年前に看護師になりました。仕事が終わり、帰宅すると「辞めたい、辞めたい」と言っていましたが、今、やっとわかりました。私は辞めたいとは全く思っていませんが、確かに大変な半年でした。手技、薬、患者さんの状態・・・覚えることがたくさんあります。入院されたら短期間で退院されます。様々な情報に追いつけていない。こんな私で患者さんにとって良いのかと不安の半年でした。
(大野) 私はSCUで働いていますが、入院してすぐ入る病棟なので、もし何かあったらどうしようというプレッシャーがありますし、日々の業務をこなすのに精一杯な状態でした。毎日、目標と計画を立てますが、イレギュラーな仕事が入ってくると、それに時間が掛かり、余裕を持てない半年でした。
(山崎) 私はHCUに配属になりました。術後すぐの重症の呼吸器疾患の患者さんの対応をするので、常に緊張をし、入職間もない頃は、委縮して声も出せませんでした。何をしたらいいのか、何を質問したらいいのかさえわからない状態がしばらくありました。
この病院に就職してどうでしたか。
(坂口) 私はこの病院のグループで介護職として働いていたので、考え方にも共感しており、この病院で働きたいと思っていました。新人に対してとても親切で、親身になって一つひとつ丁寧に指導してもらえるのが有難いですし、良い職場環境で働くことができています。半年が経ち、徐々にいろいろなことができるようになってきているので充実感は増えて来ました。
(大野) 学校の友達と脳外科はしんどいから絶対にやめておこうと言っていました。たまたま、合同説明会で説明を聞いた時、「仕事が楽しいです」と看護師の方が言われたことに驚き、しかもイキイキされていたことで気持ちを動かされました。入職して思うのは、話しやすい職場環境で、先輩の配慮を感じますし、そのおかげで自分にできることが増えてきているので、私もここでイキイキと働けるようになりたいと思っています。
(山崎) 私は、看護学校の一年先輩が昨年からこの病院で働いていたので、病院見学に来ました。とても、親身になって接して下さるので、直感でこの病院に決めました。入職後も見学に来た時と変わらず、どの先輩も親身に指導して下さるので、「こういう時は、こうする」といったことがわかるようになり、できることが増えて来るのが楽しくなってきました。
今後に向けての目標を教えて下さい。
(坂口) これまでの半年は、自分のことで精一杯でした。つまり、やるべき仕事を覚えて、こなしている毎日でした。しかし、後半は、もっと患者さんに目を向けたいです。患者さんは今、何を思っているのか、どう接するのが適切なのか、患者さんをよく見て、観察して、看護師になりたいと思った時の「もっと関われるのではないか」という想いを仕事として体現していきたいです。
(大野) まずは日々の業務をその日のうちに終わらせるようになることですね。たまたま、入職時に担当していた患者さんが認知症のレクリエーションに来られており、再会しました。「あんたのこと、覚えてるよ」と言って頂き、とても嬉しい気持ちになりました。もっと患者さんに向き合って、看護をしたいという気持ちになりました。
(山崎) これをしないといけないという予定をこなすことで精一杯でしたが、入職時に比べると少しは余裕も見えてきたので、患者さんやご家族の気持ちを汲んで、それに対してどうしたらいいのかを自分自身で考えるように仕事に向き合っていきたいと思います。